空きコマの暇つぶし

なんでも問います、書きます。

武者修行をおえて20170307

 

この2週間を振り返ってみようと思うとなかなか思うようにまとまらない。なんでやろう?と考えてみたところ、おそらくこの2週間はそれだけ思う部分が多かったからだと思う。しかしそれでもやはり文章に起こすことで自分自身に起きたインパクトを分析して力にしたいと思う。これからいくつかの項目に分けて考える。振り返りたい部分は主に2つ。一つ目はビジネス面、もうひとつは「自分自身」。

【ビジネス面】


「ニュープロダクトディベロプメントとは」を突き詰めると


まず断っておくがおそらく突き詰めてない(笑)。でも私の中で確信した事柄が10個ある。それは理論を学び、実践をすることを何回も繰り返したからこそ「絶対に大切だ」とはっきり言える。振り返るに当たって「もし今の企画段階まで実践経験した僕がDAY1に戻ったら初日からどんなことをするのだろうか」を考えたらそれが学びだと思う。
 一つ目は「現場に答えがある」。これは事前に日本で企画した内容の方向性を判断するべく、現場、現物、現実を確認するためだ。これはマーケティングの観点から見ると顧客が本質的に必要としていることを見極める必要がある。例えば、ベトナム料理を食べに来た顧客がホイアンの地でわざわざ日本食を食べに来るだろうか?などだ。またニュープロの観点から「現場、現物、現実とは何か」を考えるとまた違う。現場は、その地では誰に対して何をすると喜ぶんでもらえるのか、また何がいけないのかのevidenceを取り考える必要がある。現物は、実際に作ろうと思った時にその材料はあるのか、またそれは器具やお店にまで目を凝らす必要がある。さらに現実は先の2つを鑑みて、利用と現実のギャップを考えることが必要である。ここを考えるとおそらく方法論にも手を伸ばすことになるので、最短ルートを導き出すのがよいと思う(PDCAをとにかく回し、小さな成功を量産するため)。二つ目は、「とにかくやってみる(反復性プロセスの本質、マシュマロチャレンジ)」。出てくる可能性を限りなくしらみつぶしにやっていく。今回でいうとフォーなのかカウラウなのかの選択の中にも「前に醤油つけるVER、後に醤油つけるVER、醤油をつけないVER」がそれぞれあったりする。さらに湯に戻すのか戻さないのか問題も出てくるので最善なものを探すべく、とにかくやってみる。たくさん→を作り、潰したり、伸ばしたりすること。3つ目は「恥をかきすてる」こと。それは仲間に対してもだし、他者に対しても。たとえ従業員が嫌な目をしてもそこには可能性があるのだと信じて顧客の声を聴くまで諦めないこと。すべては顧客が判断をするのだから。4つ目は「それは儲かるのか」という視点。顧客に満足してもらうあまり、原価を考えず、利益が出せなければ継続性がないし、従業員の生活が大変になってしまう。これは3現と「それは儲かるのか」を行き来する必要がある。どちらを先に決めるという決まりはなく、お互いに考え合う中に答えが見えてくる感じだ。5つ目は「顧客目線になるが、そればかりにはなってはいけない」ということだ。言い換えるならば、意思決定は顧客にあるが、価値創造は我々にあるということだ。ここにいる意味を考えるのも一つ大切だと思う。6つ目「試食と販売」の違いである。PDCAを回すために試食はたくさんやるべきだが、そこには販売と違いがあるので注意しなければならない。それは試食はあくまで「味の向上、見た目向上、もしくはローカライズ」にはなるが「値段設定」や「営業方法」を調査するには不十分だということ。でもどう使い分けるかはまだ詳しくわかっていない。7つ目は外部からのリソースをどれだけ使うかということ。自分たちはプロのビジネスパーソンとしては足もとにも及ばない。とするならば足元を脱却するために外部のリソースを駆使しまくればいい。これはビジネス面だけではなくて日常生活でも大切な精神だと思う。特に真似をしたくないという硬い考えの私には特に、だ。8つ目はスケジューリングだ。これは言うまでもない。しかし予想もしないところでリスクが出てくるもの。なので日頃からベトナムの人などとコミュニケーションをとることで身の回りのいろんな情報を収集する必要はある。9つ目はGPDCAだ。これはゴールを設定することで目標を見失うことがないようにするためである。10つ目は「やる気」である。これはビジネスとは関係ないかもしれないが、そんなこともないと思う。フラフープの経験から、熱量が方法を勝るところを目撃したからだ。ここで思ったことは熱量と理論はお互いに密に絡み合っていて、相互作用するものだということである。熱量があれば、方法論に更にスピードが増すし、方法論がすごければ、熱量も自然と上がっていくように感じた。だから何よりも熱量は出しやすいのだから、出せばよいと思った。


チームビルディング
これに苦戦したかといえば、正直な話、していない。これは自分たちがうまくいっていなかったのだろうか?でもうまくいかなかったとは思っていない。しかし唯一まとまるべきだったところはフォーチップスとばいんみーで二つに分かれた時である。これが優勝はしたもののシックリ来ていなかったところである。このしっくりこなさが一体何なのかいまだにわからない。振り返りながら考えてみよう。
あの当時、私がフォーチップスに固執していた理由は、可能性がぼんやりとあるからという理由だけでなく、辞めるに見合ったエビデンスがないと考えていた。また二人にもそれを伝えた。理論的にはそれで間違いないと考えていたが、私も含めスーミンもひろかもフォーチップスを散々否定され、弱気になっていた。みんなできることなら帰りたいとすら思っていた。その時私は、こういう「よくない」状況に中では人間は弱い生き物なんだなと感じた。二人がフォーチップスから逃げるかのようにばいんみーに手を伸ばしているように感じた。(自分も逃げたかった)(ひろかは悪いと感じていたらしい)。
つまり、ここで初めて分かったことは人間の一番重要な部分はその「感情」にあること。いくら理論を並べても払しょくできない不安というのは必ずある。それを理解することが大切だ。まるで恋愛みたいだ。もっと恋愛を経験しろということなのか。誰か付き合ってください(冗談)。話が逸れました。すいません。書いているうちに優勝したのにしっくりこなかった原因が分かってきました。
最後に、『自分の悪い「頑固さ」をなくす』
じんさんとの個人面談で言われたこの「頑固さ」は客観性があって説得力があった。その時泣いた涙も嘘じゃない。自分は自分のことをわかってくれない相手のことを一番わかっていなかった。理論を並べてそれが正しければ相手がわかってくれると本気で思っていた。今になってみると、もっと相手に寄り添って、相手の気持ちを汲み取ればよかったとおもった。


プロモーション
今回のアウトサイドプロモーションとはうまく協力できなかったのが残念だった。自分の力量不足だと感じる。アウトサイドプロモーションの役割はなんとかして来客数を増やすことにある。そのためにはSNSや外装を魅力的にしたり、ターゲットを絞ってピンポイントで集客を行う。しかしこれを行うにはプロモはどのチームよりも自身のお店のことを知らなくてはいけない。さらに言えば、対外の情報を集約し、どんな方針で新商品を開発すればよいのかにも大いに貢献できるチームである。新商品はプロモ発信で、ニュープロで成熟され、プロモで対外発信されると考えていた。そういう考えの私は今回の武者修行のニュープロでは、プロモの要素も十分に試してみようと考えていた。自分たちで情報を収集して、新商品を開発し、自分たちでターゲットを絞り、自分たちで販売方法を決めていったからだ。もしプロモとやりたいことが正反対であれば、どうなっていたのだろうと考える。チームはばらばらでもお客様を喜ばせるという点では同じだ。なのでABR全体での意見のすり合わせをもっとやるべきだったと感じた。


チームの熱量とは
上でも書いたし、フラフープでも出てきたが、熱量(感情)に勝るものが見当たらない。理論より、方法論よりも先に、熱量(感情)がとてつもなく大切であることを知った。これは盛り上がればいいということではなくて、人の熱量がビジネスに与える影響のことだ。誰でも嫌いなものがあるし、やられたら苦手なこともある。そんな嫌なことを与えてくる環境にずっといたら誰でもその場をを不快に思うだろう。そこで今まで会ったことのない人たちと、熱量を共有しながら維持してく(時には盛り上げる)には相手のことをじっくりと観察し、みんなにとって心地の良い場を作るのに徹する必要がある。実は、そういう面で私たちのチームは成功していて、ベトナムに来る前から、好きなことや嫌なことを遊び感覚で共有していた。逆に私たちのチームで足りなかったことは、「否定されることを楽しむこと」なのかもしれないと思った。否定され続けたらそれは嫌になるが、それを挑戦と認識して立ち向かえるマインドを持てていたら(自分ももちろん)結果が変わっていたのかもしれないと思った。またそれをもっと伝えられる(もしくはそういう環境に変えられる)人間になりたいと思う。


時間の使い方
自分の中で直したい一つが時間の使い方だった。たとえば、起きてみたらもう10AM、あーあといいながら飯を食べるとか。また、今日はこれとこれとこれをやると言いながら一日の終わりになってもまだ全然終わっていないとか。みんなも同じ経験をしたことはないだろうか? でも時間というのは無限にあるわけじゃなくて、必ず終わりが来る。武者修行も2週間しか時間がなかった。1日に膨大なデータを取りたいのに、気づいたら日が暮れて終礼の時間だったことが数日あった。一体どうすれば時間をうまくつかうことができるようになるのだろう。実は私が武者修行を通して考えた時間の使い方はこうだった。
時間と感情の関係・・ここで言いたいことは感情が乗らないものって時間がかかる。逆に感情が乗るものはめちゃ速い。それを意識すると感情が乗らない時の時間を短縮しようと努力できる。
全体を把握する・・タスクには大きく3つある。ひとつは予想通りの時間がかかるタスク、予想より多くかかるタスク、予想より短く終わるタスク。これを把握するためにとりあえず今日のタスクをすべてイメージ、もしくは一回手を付けてみる。
「お昼の12時までのタスク」を考えておく・・一日の終わりだと時間に疎くなるので、早めの設定をする
朝活・・言うまでもない、夜更かしすると次の日に支障をきたす。
この上の考え方はごくごく当たり前だと思うが、今まで気づかなかったのがもったいなかった。


とびぬけた成果を出すには
とりあえず何事もやってみる。そしてそこから考える。そこでは恥は置き去りにしなくてはいけない。そして、外部からのリソースにどっぷり漬かってみるのも手だと思う。大切なのは、チームとして目標を達成すること。そこに一人でもかけてしまえば、ビジネスとして成功しない。

 

【自分自身】


がん子ちゃん
私の中のがんこちゃんは隠れていました。自分では気づかないものですね。初めて言われたといってもいいと思う。それぐらいほど遠いところに意識をしていた。いままでの自分はどんな場面でも、自分の意見をわかってもらいたくて文句を言っているだけだった。そこから思ったのは、「自分は相手のことを理解しようと努めようとすら思っていなかった」、ということである。自分にとって他人というのは何だろう。実際のところ、大学生活を送っていくうちに自分とは違うと思った人は話をしなくてもよいという考えになってしまっていた。しかし、それではただただ、自分の考えのみ理解してくれる狭い世界の中で生きることになるなと思った。これに気づいてから、私なりに相手に本気で接してみようと決めた。すると、今まで赤の他人だった人たちが話をすることでいとおしく感じた。またそこになぜか自分の喜びも感じた。頑固になることは、自分を苦しくさせることでもあるし、非常に生きにくい。私の中のがん子ちゃん、出てけ。


あいさつは大切よ
実はがん子ちゃんが出ていってから、あいさつが変わったように思う。それは相手がうれしくなるような挨拶って何だろうなと常日頃から考えられるようになったからかもしれない。欧米人には英語で、ベトナム人にはベトナム語で、インド人にはヒンディー語で、ブラジル人にはポルトガル語で、挨拶をするようになった。だって自分が外国人から日本語であいさつされたら嬉しいから。自分のことを忘れてしまうぐらいに相手のことを考えることが自分にとって楽しいことだと感じた。将来は相手のことをじっくり考えられる仕事をしたいと考えるようになった。


自分と仲間
私は5タームの全員にこの武者修行をやったことを後悔しないでほしい。なので、いろんな方法で変態を支援したいと思う。振り返りワークを作ったのもそのひとつ。それだけでなく自分が、このポンタが、みんなを引っ張ってってやるという気概で変態を支援します。(みんなもぼくを支援してください)


自分とFT
私は武者修行の終了間際まで、FTの方に頼り切っていた部分があったと思う。それ自体が悪いこととは思わないが、そこから「自分に問う」ことを疎かにしていたように思う。自分はFTのスキルを盗むためでも、ビジネスを学ぶためでもなくて、変態して自走式エンジンを積みに来たんだ。なので今日もこの先も自分でエンジンをぶん回す。


自分と英語
私は対して英語が上手くない。なのでこの武者修行期間中は苦戦することも多かった。でも持ち前のなんとかなる精神で乗り越えたけど(笑)
でもやっぱり英語をしっかり聞き取れて、英語脳を駆使してロジカルにスピーディーに話をしたいと感じた。これから英語の勉強を猛烈に頑張ろうと思う。

 

 

最後に
私たちチームの名前はスーパートリオブラザーズ、女の子も一人いるが(笑)。それはさておき今回、舞台はレストラン、土地はホイアンベトナム。もちろん従業員もベトナムの方。すべてが初めての環境の中でビジネスが始まった。始めは不安しかなかったのを覚えている。しかしそれと同時に甘い考えもあった。心のどこかで「みんな(過去武者修行生)乗り越えているということは、このプログラム自体に落としどことがあって、みんな満足して帰るのだろう、そして今回も満足させてくれるのだろう。」と期待していた。しかし実際は全く違う。この「他人任せ」精神こそが自分を不安にさせ、更には得れたであろう大きな成果を逃した要因だったのかもしれない。気づくのが遅すぎた。私はこの2週間のこの経験から、「他人任せ」精神を「自分に任せ」精神に限りなく近づけることに決めた。他人任せになる最大の原因は自分の言葉に自信がないことと、相手にどう思われるかわからない恐怖心の2つだ。しかし反対に、「自分に任せ」精神に必要なのは、自分の言葉に責任を持つこと、そして相手のことを一番に考えること。つまり、私がここで言いたいことは、自分の言葉に責任を持ち、相手のことを一番に考え、人生を大いに楽しんでやろうってこと。おしまい。