空きコマの暇つぶし

なんでも問います、書きます

どうしようもなくて

自分のことを理解してくれる人がいたら、自分の全てを理解してくれる人がいたら、自分はどんなに楽なのだろうか。

 

ふと、こう考えたりする。

 

こう考えるときは大抵、自分が不安に襲われたり、現状を嘆いているときがほとんどである。

 

人間は弱い。

 

[Facebook より、三浦たかこ(インドで出会えた素晴らしい旅人、詩人)]

人生の大半は苦しみや不安で出来ているのかもしれない。
側からみたらどんなに幸せそうに見える人でも必ず何かしらの悩みや痛み、悲しみを抱えているものだ。

自分が相手を完全に理解することはできないように、相手に自分の何もかもを理解してもらおうと思ってもそれは絶対に叶わぬ夢物語に過ぎない。
叶わぬことを押し付けようとすると、相手を傷つけ自分も苦しむことになる。

他人の心をコントロールすることは出来ない。
他人の気持ちを完全に理解することは出来ない。
その人が取り組んでいる人生の課題を肩代わりすることも出来ない。

人は皆独りぼっちだ。
そんな途方も無い孤独を受け入れ、諦めた先にこそ真の人間関係が見えてくるのではないか、としみじみ思う月夜。